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SaaSについて知る

1.ソフトウェア提供形態の移り変わり

未曽有の災害を引き起こした東日本大震災では、多くの資産が失われましたが、IT資産もその例外ではありません。その後のお問い合わせでは、自社内のIT資産を当社のようなクラウドサービス事業者に預託相談するケースが増えています。最近のクラウドコンピューティングの潮流でも、自社IT資産管理の限界という話が出ていましたが、この震災により、一気に加速した感があります。
ここで私たちの生活を振り返ると、情報はよく社会インフラである水道や電気、ガスなどにたとえられます。すなわち、水道の蛇口をひねると水が流れ、電気のスイッチを入れると電気が通じるように、情報も欲しいときにネットワークを通じて欲しい分だけ提供されるという考え方です。ただ、他の社会インフラと情報が違うのは、それを使った後、戻すという概念です。
その戻す先の倉庫として、クラウド側に情報を出し入れする一連のサービスネットワークがクラウドコンピューティングであり、各種技術的な解決が一気に進んで、いわゆる「所有」から「利用」への流れに至っているというのが現況です。

2.ASP提供からSaaS提供へ

1990年代のインターネットの普及は、人々の生活を一変させました。その中で、ネットワークを通じて提供される情報の質も大きく変わっています。ASPはそのような背景のもと生まれました。基本的には、ひとつのサービスをネットワークを経由してひとつのお客様に提供するシングルテナントの形態です。お客様側の情報資産が軽量化され、ある意味で、所有から利用の流れに沿っていますが、そのサービス開始には、従来のSI(システムインテグレーション)と同様の手間と費用が掛かり、その後のメンテナンスでも相互に多くの負担がかかっていました。
しかし、Web2.0といわれる新たな潮流では、ネットワークの進化やユーザインターフェースの進歩が著しく、その進歩にあったネットワーク経由のサービス形態が求められ、それに応じて登場したのがSaaSと言えるでしょう。基本的にはネットワーク経由でサービスが提供されるためASPとうわべは同様に見えますが、決定的な違いは、ひとつのサービスを複数のお客様に提供するというマルチテナント形態です。従来のASPでは、サービス提供の元となるサーバ側で各種カスタマイズや設定が行われますが、SaaSでは、お客様側で設定することが可能です。従い初期費が低く抑えられると同時に、サービス開始も早まり、ASPに比較してより簡便にお客様は利用できます。SaaSはASPの進化形という位置づけです。

3.SaaSのメリット

これからのITは「所有」から「利用」への流れ

これまでのITの多くは、自社内にサーバを設置し、諸々のソフトウェアを購入したり開発し、業務システムを構築していました。
これからはクラウドにより、IT会社のデータセンタにあるソフトウェアを、ネットワークを介し自社の業務システムとして利用できます。すぐに利用開始できて、煩わしい運用作業から解放されます。

ナント!ひとつのIDで1.25円/1時間~

当サイトからご提供・ご紹介するクラウドサービスには、種々の品揃えがあります。たとえば、1時間あたり1.25円のサービスや、1社で大量の利用が可能になるなど、サービスのバリエーションが豊富です。どれも果実を枝からもぎとるように、お客様がお選びになればすぐに利用できます。

災害で情報資産がすべてなくなったら、大変!

大地震や大津波・火事などで会社の情報資産に損害が出た場合、データを災害以前の状態に復旧するのは大変です。しかしクラウドサービスなら、今お使いのPC内のデータを、インターネット経由でデータセンタに蓄積するサービスがあります。さらに当サイト から提供するサービスでは、次のように何重にも対策していますから、どのような時でも安心してご利用できます。

  • 東京・神奈川・大阪をはじめ全国の複数の拠点にデータセンタを分散設置
  • 監視カメラ、生体認証等によるセキュリティ保持
  • 自家発電等による停電時の電源確保
  • 免震プラットフォームや三次元免震床等による耐震・免震対策

災害から学ぶ IT のエコ化

原子力発電所の事故は、私たちの生活に大きな影響を与えました。とりわけ、事故後の計画停電は、社会全体に大きな影響を与え、生活者の一人ひとりが省エネルギーに努めなければいけないことを自覚しました。クラウドは、専用のエコ対応設備で運用しています。お客様がクラウドをご利用になれば、それだけでエコ化という社会貢献を果たすことにつながります。

初期費を抑えてクイックスタート

これまでのITでは、業務システムを開発するのに検討から設計・製造と、長い場合は1年以上もかかり、サーバ設置を含め莫大な初期投資が必要でした。クラウドでは、業務システムのノウハウを凝縮したサービスを豊富な品揃えから選ぶだけなので、初期費を低く抑えて、素早くサービス利用を開始できます。

運用保守やバージョンアップもラクラク

これまでのシステム構築では、そのシステムを維持するために大きな負担がかかります。運用保守に時間を取られ、バージョンアップが必要になるとベンダーに相談し改修が必要です。クラウドでは、運用保守もバージョンアップ作業も全てお客様の手を煩わせることがありません。

時流に合ったサービスで売り上げアップ!

激動の時代を迎えている今、事業をフレキシブルに伸縮できる経営環境が決め手となります。クラウドは、そのようなお客様の機敏な経営判断に即座にお応えできるサービスを提供します。特に事業拡大のチャンスを逃さないよう、新規業務が必要な時に最適なシステムを利用できます。

業務の効率化こそが成長のカギ!

当サイトでは、お客様の業務効率向上をクラウドサービスの活用でお助けし、経営資源をより有効に活用して成長するためのお手伝いができると考えています。

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